卵巣がんの症状と検査

卵巣がんの症状

卵巣がんは自覚症状に乏しく、「サイレントキラー(無言の殺人者)」と称されています。自覚症状の多くは、加齢や食事制限、閉経の影響によって起こる一般的な症状とよく似ているため、早期発見が難しくなる場合があります。また、ホルモンに関連した症状が見られる場合もあります。

卵巣がんの症状にはどのようなものがありますか

症状には以下のようなものがあります:

ウエストサイズが大きくなった

ウエストサイズが大きくなった

お腹に不快感がある

お腹に不快感がある

お腹に膨満感がある

お腹に膨満感がある

月経が不順

月経が不順

閉経したはずなのに出血がある (不正出血)

閉経したはずなのに出血がある (不正出血)

頻尿などの排尿習慣の変化

頻尿などの排尿習慣の変化

足のむくみ

足のむくみ

食欲がない

食欲がない

体力の低下

体力の低下

痛み(腰痛・腹痛)

痛み(腰痛・腹痛)

高熱

高熱

いつ医師の診察を受けたらよいのでしょうか

いつもと違う症状が続く時は、ためらわずに主治医に相談しましょう。また、ご家族(血縁者)の中にがんに罹られた方がおられる場合は、そのことも主治医に伝えましょう。

どのような検査をするのでしょうか

卵巣がんが疑われる場合は以下の検査が行われます。

婦人科的内診

膣からの診察で異常がないかどうかを調べる検査です。この検査だけで卵巣がんが早期に発見される可能性は多くはないのですが、婦人科臓器全般の異常を発見できる可能性があります。

直腸診

婦人科的内診と同様に、直腸内からの診察で異常がないかどうかを調べる検査です。

経腟超音波(エコー)検査

超音波を用いて卵巣や周辺臓器に異常がないかどうかを調べる検査です。この検査は腫瘍があるかどうかを診断するのに有用ですが、腫瘍が良性か悪性かを確実に診断することはできません。

血液(CA125)検査

血液中のCA125という物質の量を調べる検査です。CA125は腫瘍マーカーと呼ばれ、卵巣がんの細胞から血液中に放出されるので、この検査によって卵巣がんが身体の中にあることが推定できます。ただし、他の病気でもCA125が上昇することがあるため、この検査だけで卵巣がんと診断することはできません。他の検査と組み合わせて卵巣がんの診断に用いられます。

MRI検査

磁気を利用して、身体の中の状態を画像化する検査です。骨盤内臓器の描出に優れ、卵巣腫瘍が良性か悪性かを判定するのに有用です。

CT検査

X線を利用して、身体の中の状態を画像化する検査です。がんの浸潤(がんが周辺組織に広がっていくこと)や転移(がん細胞が血液の流れに乗って他の臓器に移り、そこでがんが成長すること)を調べるのに有用です。

PET-CT検査

陽電子という粒子を利用して、腫瘍組織でのブドウ糖の取り込み具合を画像化する検査です。がん組織は正常な組織に比べてブドウ糖を多く取り込む性質をもっているので、その取り込み具合によって腫瘍が良性か悪性かを判断します。転移の可能性を調べることもできます。

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